月別アーカイブ: 2020年12月

宇宙かるた

会社の売店で「宇宙かるた」が売っていました。宇宙の星の写真のかるたなのですが、最近、小学生の息子が星について興味を持っている様子だったので、いろいろ悩んだ挙句、プレゼントすることにしました。早速、「いいもの買ってきたよ」と言いましたが、ちょうどそのとき、息子は、お母さんに怒られていました。それに不満だったのか、腹いせに気が付かない間に、宇宙かるたを隠していました。こちらはびっくりです。いきなりなくなったので、慌てて探すも、見つかりません。息子に聞いても、「知らない」の一点張り。荒んだ気持ちでいると、息子は少しガッツポーズ。やっぱり隠していたか!と私は息子を叱りました。泣いて謝ってきたので、しっかり話しあって、許しました。落ち着いて、「あの宇宙かるたで遊んでくれる?」と聞くと、首を横に振る息子。「面白そうじゃない。」と言い切る息子。本当に腹が立ちました。

『サロゲート』…デブのおっさんのサロゲートは超美人

そこはかとなくお金はかかっていそうですけれど。
その割には89分というコンパクトな上映時間なのでさぞかし小気味よく物語が進んでいくのだろうと思いきや、逆に説明不足な点も目立ち、ややフラストレーションがたまる作品です。
一番不満なのはFBIのトム・グリアー捜査官の心理の流れがきちんと描かれていないことです。
トムの心理を追うためには、彼と奥さんとの関係をもっと踏み込んで描く必要があると思うのです。息子の事故死をきっかけに冷え込んでしまった夫婦仲を取り戻したいという思いだけでは、彼をこの事件に没入させていく動機づけとするにははやや弱いのでは‥という気がします。だからラストで彼のとった行動が単なるエゴイズムが高じた短絡的な物に思えてあまり共感出来ないし、なにより後味がよろしくありません。

『おとうと』2010年松竹映画

夫と死別後ひとりで家業の薬局を切り盛りしてきたしっかり者の姉吟子(吉永小百合)と定職にも付かず気ままに暮らしているだらしない弟鉄郎(笑福亭鶴瓶)の実の姉弟ならではの絆や葛藤を吟子の娘である小春(蒼井優)の視点で描いています。
姉弟の関係が逆になっているとはいえ、やはり『男はつらいよ』の設定が頭をよぎります。中盤で鉄郎が気まずそうに吟子の店にやってくるシーンなどまさにそうで、うがった見方をすればこの作品は渥美清氏の急死によって中断してしまった『男はつらいよ』の山田洋次監督なりの決着の付け方だったのかもしれません。
きっと山田洋次監督は『男はつらいよ』の最後はこの作品のように締めくくりたかったに違いない‥そう思えてならないのです。